成年後見のはなし~診断書の形式?~

掲載日:2019.08.09

成年後見制度利用のために家庭裁判所に申立をする際、医師の診断書が添付書面とされています。
この診断書は形式が定められており、家庭裁判所が指定する書式で作成することになっています。
今年、この書式が改訂されたため、今後は新しい書式で作成することとなります。
また、今回の改訂に伴い、診断書の他に「本人情報シート」というものが新たに添付書面として追加されました。
こちらは、医師ではなく、福祉関係者の方に、ご本人の生活状況などを聞き取るためのものになります。
実際のところ、ご本人の状況は福祉関係者の方が知っている可能性が高いですから、より実態に沿った診断書の作成を目指した変更と言えそうです。
成年後見の申立に際して診断書の作成を依頼する場合に参考にしていただければと思います。

診断書のひな形はこちら(家庭裁判所HP)から取得できます。

では、また次回お楽しみに!

司法書士 たつみ